Column
コラム
「短冊、最後に書いたのいつだろう」
七夕って、いつから「楽しみな行事」じゃなくなったんだろうか。
小さい頃は、当たり前のように笹に短冊くくりつけてた気がします。
「ヒーローになりたい」とか「足が速くなりたい」とか、わりとストレートな願い事を、わりと大真面目に書いてた気がします。
そう。
割りと大真面目に。
家族で笹を用意して、夜にちゃんと空を見上げて。
あれって、何気にすごくちゃんとした行事だったんですよね。
振り返ると、その為に大人が凄く頑張ってくれてたということになるわけで。
でもじゃあ、それが人生の習慣になったかというと案外そうでもなく。
気づいたら短冊も書かなくなって、空を見上げる習慣もなくなって。
7月7日も、ただのカレンダーの1日になってたなあ、とふと思います。
子供の頃の「お馴染み」って、こうやって静かに、いつのまにか思い出になってゆくものなんでしょうか。
先日、コンビニのレジ横に七夕飾りがあって、ふと足が止まったんです。
色とりどりの短冊に、小さい子が書いたであろう「ケーキやさんになりたい」みたいな願い事がぶら下がってて。
それを見てたら、なんだかすごく懐かしい気持ちになって。
同時に、ちょっとだけ寂しいような、不思議な気持ちにもなりました。
きっとその分、
大人になったから得た「お馴染み」と子供のころの「お馴染み」を知らないうちに交換こしてるのだと思うのだけれども。
大人になったから得た「お馴染み」と言えばなんでしょう、仕事終わりのビールとかでしょうか笑
七夕の短冊に比べるとちょっとドキドキが足りませんが汗
でも大人だから短冊に願い事を書いちゃいけないって事もないと思うんです。
たまには昔の自分に会うつもりで、
子供の頃の「お馴染み」に触れてみるのも悪くないんじゃないかと思いつつ。
今度はそういう「楽しみな行事」を次の世代に用意する側にいるのだろうから、
そういうバトンもちゃんと繋いでゆきたいなとも思ったりするこの頃なのでした。
皆さんはどうでしょう。
短冊、今年は書かれますか?
