Column
コラム
「生きた」
あっという間に下半期。
いかがお過ごしでしょう皆さん、笠です。
気付けば一年の半分が過ぎた、ということになるわけですよね。
光陰矢の如しとも言いますが、このあっという間の中にもたくさんのドラマがあったことと思うのです。
あったはずなのだけれど、不思議ですよねえ。
振り返ってみるとこれがまあ一瞬。
一瞬なのですが、どうやら聞くところによると、時間の感じ方は大人と子供で違うのだそう。
もっと言えば年齢によって体感時間は違うらしく、これを「ジャネーの法則」というんですね。
1歳の時に感じた1年は、僅か10歳で37日の体感時間になるのだそうです。
これが40歳になると9日。
67歳に入る頃には5日。
いやあ、そりゃあ“あっという間”になるわけです。
ただあくまで体感時間ですから、一日24時間というのは変わらないのだけれども、体感時間的にはほんの数日。
ちなみに、この体感時間の変遷は代謝が関係しているのだとか。
時間は心の中にしかないとはよく言ったものですが、実際は体の中にある、ということなんでしょうか。
さて。
何はともあれ下半期。
占い的に言えば風の時代を象徴するみずがめ座がどうだとか。
冥王星がどうのと専門的な話も出来るのですが、そういう小難しい話は脇に置きましょう。
ざーっくり言えば、
“自分の幸せを見つめ直して、しっかりと探ってゆくターン”
ということになります。
「コミュニケーション」
がキーワード、という感じでしょうか。
もちろんこんなのはあくまで下半期のヒントに過ぎません。
活かして頂いてもいいし、脇においてもらってもいいと私は思ってます。
けど上半期を頑張ってきたご褒美として、こういう変わり目の時はちょーっと都合よく解釈してもいいのかなとも思います。
何せ一年の折り返し。
振り返ってみれば体感時間数十日か、あるいは数日という方もいると思うのですが、あなたが24時間という一日一日を懸命に生きたことは紛れもない事実。
息を切らして走ったのか。
とぼとぼ歩いてこられたのかは分からないけれども、“生きた”という事実は間違いなくあるわけです。
“今日を生きることが出来た”
これだけでもね、立派なことだと私は思うのです。
年々体感時間が短くなってゆく人生の中で、ただ一つ間違いなく変わらずここにある真実として、
“これを読んでいるあなたは生きている”
という答えがあります。
上手くいった、行かなかった。
目標を達成できた、達成できなかった。
色々あるけれども、今この瞬間を生きているあなたには、体感時間を超えた可能性がちゃあんとあります。
そこにあなたの上半期の歩みが味方してくれる。
そういう、可能性しかない下半期が始まりました。と私からは言っておこうかなと思います。
今がどれほど大変でも、苦しくても、そういう時は思い返してみて下さい。
1歳の時に感じた1年は、僅か10歳で37日の体感時間。
これが40歳になると9日。
67歳に入る頃には5日。
もうね、超一瞬ですから。
決して長くは続かないし、それこそ超一瞬のうちに人生がね、いい方向に進んだ!
なんて可能性だってこれをお読みのあなたにはある。
そんなエールも込めまして、下半期のご挨拶をここに。
どうかこちらをお目通しの皆様の下半期が、よき旅路となりますよう。
今日までよく生きたあなたに拍手を。
そして今を生きて下さって、ありがとうございます。
笠‐Ryu‐