Column

コラム

Sep 01, 2021

「親父たちの青春群青軽音部」

学生の頃『バンド』に憧れて夢見て、仲間とがむしゃらに楽器を弾き殴っていました。

理由や夢が叶ったのかなどは、多くの時間と文字数になるのでここではやめときます笑

 

時はたち、僕はアラフォーという年代に…。

仕事や子供を授かったことで遠ざかっていたものの、「バンドを組みたいなぁ」という思いは、どこかにうずうず…。

とある日、仲の良いラーメン店の店主(ドラム担当/50代)が、

「良かったら面白い仲間がいるから、一緒にバンドやらない?」

と、誘ってくれました。

前述の通りの僕の気持ちなんで、もちろん答えは

「YES」

で紹介されたのが、元ボクサーの保育園の園長(ボーカル担当/30代後半)とラジオのDJもしていた学童の先生(ギター担当/30代後半)。

それと、アマチュアバンドなのになぜかマネジャーもいる、不動産業の人事担当(楽器未経験の盛り上げ担当/40代後半)。

僕(ベース担当/30代後半)を含め、総勢5名の多種多様な俗に言う

『親父バンド』結成。
※全員子持ちという意味でも

 

主な活動内容は、

・ラーメン店主の店に集まり、まずは近況報告
※ここに大体2時間程度要する
※全員集まれるのは1ヶ月に1度程度が限界

・カバー曲を数曲演奏する
※1時間ももたない

選曲はメンバーがバラバラな分、候補は増えますがジャンルや曲の年代が様々で面白い。だが大人5人が意見を出し合うのでまとまる訳もなく、その為マネージャー名義の盛り上げ担当がここで大変重要になるのです。

『Englishman in New York』からはじめり『今夜はブギー・バック』『丸の内サデスティック』などを織り交ぜたメドレーは、バンドマン心をくすぐる。

次の課題曲は『傘がない』。本当に様々だ笑

 

でも、何時間も練習できる集中力などは、どこかに置いてきてしまったので休憩とかこつけてまた語らいが始まります。

内容は大体こんな感じ、

「やっぱりロックは80年代だよね!?」
「上司がさ…」
「焼酎はやっばり芋でしょ!?」
「階段登ると息切れがやばい…」
「最近嫁の機嫌が悪い…」
「息子が全然相手にしてくれない…」

などなど。

音楽話など早々に、どうしても仕事や家族、健康の事などの話がほとんど。まぁバンド練習という名の座談会・相談会ってやつです。

こう言う話をしたいがためにバンドを組んだ感は否めないですね。本心でそう思います。

 

って具合の親父バンドですが、一応スローガンみたいな夢があります!

それは、

「我が子たちの前で一所懸命演奏する親父たちをいつか見せたい!」の思い。

学生時代に描いていたような夢はさすがに今は追えませんが、親父たちには親父たちなりの夢があるのです!

かっこいいとか上手とかはちょっとわかりませんが、親父たちが笑顔で熱くなってるところを見せたい!そんな思いがメンバー全員の共通点。

その舞台を早く実現する為にも練習を重ねたいと思っているのですが、次の練習(座談会)では、先日結果の出た僕の健康診断ついてメンバーで語ろうかと思っています。

中性脂肪…運動不足…体重増加…涙

子供たちの前での演奏会までは、もう少し練習時間が必要そうです。