Column

コラム

Nov 18, 2020

「より良い明日への鍵」

突然ですが皆様、お掃除してますか?

わたくし、ありがたいことに現在リモートにてお仕事をさせて頂いているのですが…。

家にいる時間が増えた分、あちこちが気になること気になること!

先日も休みの合間に、トイレを始めとした水回りの清掃に勤しんでおりました。

 

すると一仕事終え、「綺麗!最高!イェイイェイ!」とツイッターでつぶやいたその瞬間。

友人から返ってきたリプライには「トイレ掃除したんだ。運気が上がるね!」と。

そうなの?トイレを綺麗にすると運気が上がるの???

なんて笠先生をアドバイザーとして戴いておきながらあるまじき無知なのですが、どうやらそうであるらしく。

 

はて、なぜトイレが綺麗=運気が上昇するのか?

そういうものだからです、ということで納得出来ないのがひねくれ者の悲しい性。

色々と調べてみた結果、気の流れなどの専門的なメカニズムもありつつ。

おそらくその根底にあるのは、世の中で言うところの自己肯定感のようなもの。

良いことをすると良い気持ちになる、それにより同じく目に見えないものである運気も上昇する…ということではないかなと。

 

また調べていて得た知識の中に『認知的焦点化理論』なるものがあり。

何だか難しい漢字の羅列ですが、ざっくり言うと“運を科学で説明しよう”という理論のこと。

いわく、自分のためだけでなく誰かのために動ける人は(上述した自己肯定感も関係しているのでしょうが)

結果的に周りの支えや協力などを得やすく、物事がうまくいきやすい。

そのため利己的でなく利他的な人の方が、いわゆる運を味方につけやすいと言えるのだそう。

 

このご時世ですから、密を避けようと思うとどうしても一匹狼になりがちです。

ただ技術が発達したこの時代だからこそ、それこそ携帯端末で励ましのメッセージを送るなどして、別々の場所にいても心を通じ合わせることが可能。

もちろん「運気を良くしたいから」などという打算的な目的でそうするのはいかがなものかと思いますが…。

 

何かと人と人との交流や、接点が少なくなる原因とされてきたネットや通信技術。

けれど今この状況下においては、むしろ人々の心を繋ぐ架け橋であり。

スクラップアンドビルドを繰り返し、ここまで発展してきたこの国。

技術をもってこの逆境を乗り越え、心と心をしっかりと繋ぐことこそが、

みんなが安心して笑える日々を少しでも早く取り戻す、大切な鍵なのかもしれないなと思いました。

 

とりあえず、家族のためにも次はお風呂を徹底的に掃除する予定です。

そしてあわよくば経済面の運気のアップを…(心が汚れている)