『二学期デビュー』って言葉、もう古いんですかね？

勉強は嫌いな私でしたけど、9月1日。

友達に久しぶりに会えるあのワクワク感は、やっぱり忘れられないものがあります。

それで高校生になったりすると…クラスに一人や二人。

いるんですよね。

「垢抜けた」っていうか、「大人びた」っていうか。

髪色がガラリと明るくなって、目もとの印象が一学期の時と全然違って…

耳元にはキラッと光るピアスまで通してたり。

男子達がいやにソワソワしたりして。

私の中で『二学期デビュー』って、ダッシュで思春期に駆け込んでいった子ってイメージなんです。

ただ当時の私、そういうのにすっごい鈍感っていうか。

デリカシー無いっていうか。

超繊細なあの時期特有の“つたなさ”って言うのかなぁ。

なんかこう「言わぬが花」みたいなとこがあるのに。

私、気づいたらズケズケ言っちゃうタイプっていうのもあって。

「あれ！●●ちゃん、どうしたの！？」。

…頑張って背伸びして、それでいて不安定な感じ全然わかってあげられなくて。

「なにその髪の色、不良じゃん！！」とか。

「まゆげ剃ったの？ホッソーーーー！！！」とか。

「●●くん、ピアスなんてしたらダメじゃん！！！」とか言っちゃって。

…今思うとほんと申し訳ないやら、恥ずかしいやらで。

付きあい始めた彼氏、彼女の影響だったりするわけですよね、ああいうのって。

まあ、あまりにも目立ち過ぎて先生に呼び出されちゃう子もいたりするわけですけど。

今思うと、みんな背伸びして必死になってたのかな〜って思ったり。

9月って急に世間が様変わりする感じがありますけど、こういのが影響してるのかな〜って思ってみたり。

まあ思春期なんてとうの昔になってしまいましたけど、やっぱり幾つになっても。

「変わりたい」って気持ちは大事にしていきたいですよね。

いくつになろうが、私たち大人の成長に終わりはありません！

そういうのもあって『二学期デビュー』は大人もってこと、最近周りに広めていこうと思ってます（笑）

外はまだまだは残暑で大変ですが、私たち大人も『二学期デビュー』の気持ちで。

二学期の9月、心機一転頑張っていきましょーー！！！！

笠‐Ryu‐